最近の熊騒動と大規模林道
四国はツキノワグマが生息する世界で一番小さな島
最近全国で相次ぐ熊被害について危惧される方も多いかと思われますので【柳野物語】としての考察を上げておきたいと思います。
まず四国でのクマの生息状態についてですが公式には「徳島と高知県にまたがる剣山山系に絶滅が危惧されるツキノワグマがごく少数生息している」「最近の調査では26頭確認されている」となっています。
本州では増え続けていると言われるツキノワグマ。 しかし四国では2040年には約60%の確率で絶滅の恐れがあると言われています。
これは四国が島ゆえに、遺伝子の多様性が失われる為、九州の熊が絶滅したと言われる理由と同じ現象によるものです。
剣山山系の【三嶺】と云う山にかつて毎年冬の期間を中心に登り詰めヒュッテに1人宿泊しておりました。 その隣の西熊山は個体識別されたツキノワグマの生息地です。
実際に遭遇した事は無いのですが残雪上に、まさに今しがた横切ったクマの足跡を見つけた事もありました。
四国での人的被害は報告されていません。目撃情報も徳島、剣山山系が殆どです。
個体数の増加によるエリア不足での里山へのクマの進出、そして人間との遭遇、被害と云う図式はこの四国では当てはまらないのではないかと考えております。
しかしながらクマの移動距離は一説には50kmにも及ぶともされますので、この四国でも山菜採りなど、クマの餌場に近づく行為には注意が必要かもしれません。
大規模林道では林道線の延長工事や林業団体による作業道造り、大規模な伐採作業も行われています。 私達スタッフも早朝、夕刻、また林道清掃にも向かっています。
何らかの兆候には敏感に対応する意識のもとに、現状ではPanorama cyclingの開催には問題ないと考えております。


